2026年1月12日、群馬県前橋市で行われた前橋市長選挙(出直し選挙)の投開票が行われ、前職の小川晶(おがわ あきら)氏が2回目の当選を確実にしました。
週刊誌報道によるスキャンダル辞職からわずか約2ヶ月。全国的にも注目を集めた「異例の出直し選挙」の結果、市民は再び小川氏に市政を託す選択をしました。
本記事では、選挙結果の速報値、なぜ小川氏が再選できたのかという背景、そしてネット上の反応についてまとめます。
目次
2026年 前橋市長選挙の結果速報
NHKをはじめとする主要メディアは、開票と同時に小川晶氏の「当選確実」を報じました。新人4名を含む計5名による争いとなりましたが、小川氏が強固な地盤と実績評価を背景に勝利を収めました。
選挙概要と立候補者
- 告示日:2026年1月5日
- 投開票日:2026年1月12日
- 投票率:(※確定後に数値を追記してください)
【主な立候補者】
- 小川 晶(43)当選:前市長・弁護士(無所属)
- 丸山 彬(40):弁護士(無所属・自民系支援)
- 店橋 世津子(64):元市議(無所属)
- 高橋 聡哉(66):農業(無所属)
- 海老根 篤(78):元みどり市議(無所属)
自民系候補や山本一太群馬県知事の支援を受けた丸山氏との事実上の一騎打ちと見られましたが、小川氏が頭一つ抜け出した形となりました。
【経緯】初当選から「ホテル報道」による辞職まで
今回の選挙は、単なる任期満了ではなく、スキャンダルによる「出直し選挙」でした。これまでの経緯を振り返ります。
1. 鮮烈なデビュー(2024年2月)
2024年の市長選で、当時現職だった山本龍氏(自公推薦)を破り初当選。前橋市初の女性市長、当時41歳という若さで「前橋に新しい風を」と期待を集めました。給食無償化などの子育て支援策を次々と打ち出し、その実行力は高く評価されていました。
2. 週刊誌報道と辞職(2025年9月~11月)
事態が急変したのは2025年9月。週刊誌により、既婚の男性市幹部とラブホテルを複数回利用していたと報じられました。
小川氏は事実関係を認めたものの、「仕事の相談だった」として男女関係を否定。しかし、市民からの批判や市議会からの辞職要求決議を受け、2025年11月27日付で市長を辞職しました。
なぜ小川晶氏は再選できたのか?勝因の分析
「倫理観の欠如」を問われた選挙戦で、なぜ再び民意を得ることができたのか。現地報道や情勢分析からは以下の3点が浮かび上がります。
1. 「短期間の実績」への評価
スキャンダルはあったものの、約1年半の任期中に実行した「子育て支援」や「市民サービス向上」への評価が、倫理問題を上回ったと見られます。特に子育て世代からの支持が底堅かったことが伺えます。
2. 対立候補の乱立
今回は5名が立候補する混戦模様でした。批判票(アンチ小川票)が他候補に分散したことで、固い組織票とファン層を持つ小川氏が有利に働いた側面があります。
3. 特有の「人気」とキャラクター
一部メディアで「アイドル的人気」と評されるように、小川氏個人のキャラクターを支持する層が厚く、選挙集会でも「あきらちゃん頑張って」といった熱狂的な声援が飛んでいました。「失敗してもやり直せる」という判官贔屓(はんがんびいき)的な心理が働いた可能性もあります。
ネット上の反応:厳しい声と応援の二極化
当選確実の一報が流れると、SNS(Xなど)では驚きと賛否両論の声が溢れました。
「あれだけの報道があって再選するとは…前橋市民の民度が問われる」
「恥を知れと言いたい。行政のトップとしての資質はどうなっているのか」
といった厳しい批判が多く見られる一方で、
「プライベートと仕事は別。実績があるなら彼女がいい」
「あきらちゃんおかえり!これからの挽回に期待しています」
という擁護の声もあり、世論が真っ二つに割れている現状が浮き彫りになりました。
まとめ:今後の前橋市政について
全国的にも稀な「スキャンダル辞職直後の出直し当選」を果たした小川晶市長。しかし、勝利したとはいえ、倫理面での不信感が完全に払拭されたわけではありません。
今後は、分断された市民感情をどう修復し、信頼を回復していくかが最大の課題となります。「禊(みそぎ)は済んだ」とするのではなく、より一層の透明性と誠実な市政運営が求められます。
※本記事の情報は2026年1月12日時点のものです。










